12月15日の日本語教室の様子です。
今日もたくさんの人が集まっています。
大学生が同じ年ごろのクルド人の若者とアニメや漫画など色々な話題で盛り上がっています。
ボランティアの大学生から感想をいただいたので紹介します。
ゼミの取材でお邪魔し、今回で2回目となりました。はじめは、学習塾や学校のような厳かな雰囲気を想像していたのですが、実際に教室に足を踏み入れてみるとびっくり。小さな子どもたちが元気に遊んでいたり、日本人のチューターのかたがクルドの人からトルコ語を教わっていたり、いっぽうで黙々と日本語検定の難しい過去問を解く小学生がいたりと、みんなが自由にいろんなことをしていました。
私も、手探りではあるのですが、ひらがなを教えようとカードを使っていると、逆に、そこに書き加えられているトルコ語の単語の読み方を教わるのに夢中になってしまいました。トルコ語の読み方ってすごく難しいです。
ここでは誰もが(外国人であるか日本人であるかということは関係なく)教える人にも、教わる人にもなることができる。そのような、生徒と先生という役割が容易に反転しうるような環境だからこそ、同じ喜びや楽しみをを共有できる。そう感じました。
もしかしたら、誰かを支援するということは、知らず知らずのうちにこちらも支援されている、ということなのではないでしょうか。特に、子どもたちのパワフルな姿には存在の根本から励まされるような元気を貰いました。
また、教室には日本人の大学生も多く、似たような問題意識や関心を持った人が同時代にこれだけいることにも勇気づけられました。ゼミの取材は12月いっぱいで一段落しますが、これからも大学の課題とは関係なくお邪魔したいです。
中央大学U.H.