10月5日の日本語教室の報告です。
参加した方々は、子どもたちと遊んだり、トルコの地図を広げて会話を楽しんだりしていました。
ボランティアに参加してくださった方の感想を紹介します。
2回目の参加となりましたが、前回同様あっという間の2時間でした。
ニュースを通じて、日本に住むクルドの方々に対するヘイトスピーチの問題は知っていました。日本に住むクルドの方々はどのような思いを持ち、どのような生活を送っているのか知りたいと思ったことが教室に足を運んだきっかけです。
今回の参加で印象に残ったことがあります。あるクルド人女性がトルコにおけるクルド人差別の現状について日本語で語ってくれました。気になって更に色々聞くと、女性は体に刻まれているタトゥーの意味やクルドの伝統文化について笑顔で話してくれました。また、友人のクルド人女性とヨーロッパ生まれの夫がクルドの伝統衣装を着て結婚式に臨む様子も嬉しそうに見せてくれました。そして、女性は最後に私に一言「クルドの文化について知ろうとしてくれて本当に嬉しい」と言ってくれました。この言葉を聞き私自身とても温かい気持ちになりました。
ネット上ではわからなかったクルドの方々の暮らしや思いを、僅かながらでも肌で感じることができたことが非常に嬉しいです。このような機会を与えて下さった「在日クルド人と共に」の皆さんに感謝しています。
高校教師 T.N

