10/26の日本語教室

10月26日の日本語教室の報告です。
この日は寒いせいか、いつもより人が少ない気がしました。
自己紹介の時、学習者さんに苦手な食べ物を聞くと「納豆」と答える人がほとんどでした。
子どもたちに好きな食べ物をたずねると「カレー」が大人気でした。中には「フグのスープ」が好きだという人もいて驚きました。
参加してくださったボランティアの方の感想を紹介します。


先の夏の参院選辺りで、今までにはなかった急進的なナショナリズム思想を掲げ、特定の国籍を持つ方々への排斥を声高に叫ぶ言説が目立つようになったような気がしていました。その言説に違和感と抵抗を覚え、まずは「知りたい」という気持ちで参加しました。
当日は参加した子どもたちと勉強をしたり、絵を描いたり、踊ったり、トランプで遊んだり、思春期の子どもらしい思いや生活について聞いたりしました。〈勉強はめんどくさい。遊ぶのは楽しい。〉日本で生活する他となんら変わりない可愛らしい子どもたちと出会えました。
テレビやインターネットで勝手に決められる「クルド人」の類型化されたイメージがあったとしても、当然その1人ひとりは全く異なるパーソナリティを持ち生活している方々でした。
年齢性別国籍に関係なく「知りあう」ことによって、「関わり合い」ながら生活を共にすることを私は目指していきたいと改めて思いました。今後も継続的に参加できたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
社会人 A.K