11/23参加者からの感想

タヴァ

難民・移民フェスに参加したクルドのお母さんとボランティアの大学生から感想をいただきましたので紹介します。

■クルドのお母さん
iyi akşamlar bugün bana yardımcı olan güzel kızlara görevlilere ve sana çok
teşekkür ederim çok mutlu oldum
こんばんは、今日は私を助けてくれた美しい女の子たち、スタッフ、そしてあなたに本当にありがとう、私はとても幸せでした

■ボランティアの大学生
川口西公園(リリアパーク)で11月23日、「第2回難民・移民フェス」が開催されました。
当会は日本クルド文化協会とともに、「KURD CAFE」と「クルドのワークショップ」の2つのブースを出店しました。
開催日はあいにくの雨でしたが、会場は大盛況でした。
当会のブースにも、多くの方が足を運んでくださいました。

「KURD CAFE」では、甘くて美味しいケレビス(ナッツ入りクッキー)などのお菓子類、ホッと一息つけるチャイ(紅茶)を提供。また、クルド文化や難民問題を伝える書籍の販売も行いました。

「クルドのワークショップ」では、クルドの伝統手芸「オヤ」の体験を実施しました。隣ではウクライナ伝統のクリスマスの飾り物「ディドゥフ」をつくるワークショップが行われています。
どちらのブースも行列が途切れる間もないほどの人気ぶりで、スタッフとの会話を楽しむ来場者の姿が印象的でした。子どもたちの笑顔には、みなさんイチコロです。

さらに、会場内のステージでは、クルドの子どもたちが民族舞踊を披露してくれました。
眩しい白シャツを着こなす男の子に、きらびやかな衣装を身に纏った女の子。とても微笑ましい光景で、一人ひとりが輝いていました。

他のブースで会場を盛り上げるのは、カメルーンやミャンマーをはじめとした多種多様な国・地域・民族の人たち。
相互に交流を深める中で、それまで知らなかった文化に触れて胸が躍りました。
そしてなにより、さらに多くの人にさまざまな文化を「知ってほしい」と強く感じました。
今回のイベントに参加して、「民族や文化の壁を超え、誰もが活躍できる日本の姿」を垣間見た気がします。
すぐ近くにいるはずの「隣人」に、誰もが手を差し伸べる社会。少しずつでも近づけたらいいですね。
(佐野太一)