6/15在日クルド人に対するヘイトスピーチを考えるin川口

6月15日、川口にてシンポジウムを開催します。

在日クルド人に対するヘイトスピーチを考えるin川口

日時:6月15日(日)19:00‐21:10(18:30開場)
場所:川口駅前市民ホール フレンディア
住所:埼玉県川口市川口1-1-1キュポ・ラ本館4階
(JR川口駅東口から徒歩 2分)
講師:安田浩一さん、師岡康子さん
参加費: 500円 ※高校生以下無料
主催:在日クルド人と共に
予約:Googleフォームより事前にお申し込みください →https://forms.gle/bEGZXMzX7zcKQSSj9
問い合わせ:event▲■@kurd-tomoni.com (左記アドレスから▲■を削除して送信してください)
チラシ(PDF)

日本にはおよそ376万9000人の在留外国人が暮らしています(2024年末現在)。人口減少が進む中、労働を担う外国人は増え、日本で生まれ育った外国籍の子どもも増えています。しかし、外国人排斥を訴えるヘイトスピーチは後を絶ちません。
埼玉県川口市は人口の約8%が外国籍住民ですが、その中のトルコ国籍クルド人(外国籍人口の3%、川口市全体の0.2%)に対するヘイトスピーチが2023年から急激に増えています。インターネット上には膨大な誹謗中傷の言葉が飛び交い、差別主義団体によるデモも行われました。
ヘイトスピーチは、対象となった人々の尊厳を傷つけ、表現を委縮させ、沈黙を強いる重大な人権侵害です。放置すればヘイトクライム(差別、偏見を動機とする犯罪)などの暴力を誘発し、社会を分断し、民主主義を脅かします。
外国人差別の問題に取り組んできたジャーナリストの安田浩一さんと弁護士の師岡康子さんに、ヘイトスピーチの問題を明らかにしていただき、皆さんと一緒に考えます。

【ヘイトスピーチとは】民族、国籍、人種、肌の色、血統、ジェンダー、障害、宗教など自ら変えることが不可能もしくは困難な属性を理由として、その集団もしくは個人を攻撃し、差別する言動のこと。

〈講師紹介〉
安田浩一さん(ノンフィクションライター)
週刊誌記者を経て2001年よりフリーランス。事件・社会問題を主なテーマに執筆活動を続ける。『ネットと愛国』(講談社)、『ヘイトスピーチ』(文藝春秋)、『地震と虐殺 1923-2024』(中央公論社)など著書多数。
師岡康子さん(弁護士、外国人人権法連絡会事務局長)
東京弁護士会外国人の権利に関する委員会委員、国際人権法学会理事、人種差別撤廃NGOネットワーク共同世話人。主著『ヘイト・スピーチとは何か』(岩波書店)、共著『Q&A ヘイトスピーチ解消法』(現代人文社)など

【シンポジウムに参加される方々へのお願いと注意点】
●シンポジウムの進行を妨害、誹謗中傷する恐れがあると主催者が判断した場合、途中で退席いただく可能性があります。予めご了承ください。
●参加者による録音・録画は禁止とさせていただきます。