7月14日の日本語教室の報告です。
この日は雨が降っていたので、学習者さんが若干少なかったのですが、10代の若者が参加し、大学生と話がはずんでいました。
ボランティアに参加してくださった大学生の感想を紹介します。
今回日本語教室での活動に参加し、クルドの皆さんをぐっと身近に感じる事ができました。
私がクルド人に関心を持ったきっかけは、大学の講義で日本にいる難民について学んだことと、家が川口に近かったことです。
しかし、当初は政治的な問題という印象が強く、本や映画で調べるのみで、大学生の自分にできることに限界を感じていました。そんな折、「在日クルド人と共に HEVAL」さんの活動を知りました。
参加するまでは、大学で感じた問題意識が先走って、私が何か力にならなければという過剰な責任感を感じていました。しかし、教室のみなさんが、教師と生徒、日本人とクルド人、年上と年下といった関係性から全く自由に、その名の通り、ともだち同士のような対等な関係でいたことがとても心地よくて印象的で、私の考えていたことはお節介であったと気付かされました。
現在ニュースや本では、政治関連の難しい用語を交えて複雑に議論されることの多いクルド問題ですが、その根っこの部分は、人と人との関わりなのだと感じました。大学から足を踏み出して、みなさんとお会いできてとても良かったです。初めての私にも温かく接してくださりありがとうございました。
津田塾大3年 C.T