12月22日は今年最後の日本語教室でした。
ボランティアも多く参加し、学習者との会話が盛り上がっていました。
参加した大学生の感想を紹介します。
(来年の日本語教室は1月12日からになります)
ゼミの論文執筆にあたって当会の活動に興味を抱き、12月15日から日本語教室に参加させていただきました。今回は2回目の参加でした。川口市に住んでいるので、生活の中でクルド人の方々を見かけることはいたって普通のことです。しかし、実際に会話する機会はありませんでした。教室では彼らと顔を突き合わせて話せるため、非常に貴重な体験ができる場だと感じました。
前回は色について勉強したのですが、それぞれの色を意味する日本語とトルコ語を言い合うだけではどうも盛り上がりませんでした。しかし、お互いの好きな映画やアニメの話題になると空気は大きく変わりました。すごく楽しそうに話してくれるようになった彼らを見て、日本語教室と言っても、結局は人と人の関わりが大切だということを強く感じました。
今回は一緒に絵本を用いながら日本語の勉強をしました。相手に興味を持って会話を楽しむことを心がけました。日本語の意味を理解したときの彼の表情はとても嬉しそうでしたし、私自身も何とか思いついた言葉が伝わった時はとても嬉しく思いました。このような喜びを感じる機会はなかなかないと思います。論文提出後も、この教室に足を運ぼうと思います。
青山学院大学 K.T