1月12日、今年初めての日本語教室を開催しました。
皆さん入り口で年始のあいさつをして、それぞれが教室で学習・交流をしていました。
ボランティアに参加した大学生の感想を紹介します。
初めてクルド人の方と交流しましたが、想像以上にたくさんお話ができてよかったです。今回は僕たちより若いクルド人2人と色について勉強しましたが、最初はこちらから教えることばかりで向こうも少しモチベーションが低そうでした。ですが、母語での色の言い方などを2人から教えてもらってからは積極的に話すようになりました。初めて教えるということで自分が教えるという意識が強くなってしまったので次回からは、相手の好きなことやクルドについて話しながら自分も教えてもらう、相互に教え合う関係を目指して活動したいと思います。
青山学院大学K.Y
色について学びました。今回5回目の参加でしたが、初めて日本語を教えるだけではなく、母語を教えてもらうという、相互に勉強する形をとりました。今まで日本語を教えることが8.9割くらいでしたが、私達が学ぶターンも作ることで教え合うという対等な立場になり、より仲良くなれた気がしました。意欲的に取り組みつつ、楽しんでもらうためにもっと色々な工夫をしていきたいなと感じました。
そして、母語の一音一音の発音を教えてくれました。私はどうやら発音が下手なようでしたが、逆にそれが親近感を与えてくれたようで積極的に話すようになってくれました。次回までに発音を頑張って勉強して披露したいなと思います!
青山学院大学M.T
クルド人青年E君とI君と初めて交流をして、身近なものについての日本語が知りたいとのことだったので色を表す日本語を一緒に勉強しました。自分たちも同じように母語で、それぞれの色を教えてもらいました。その際、書いて見て覚えるよりも聞いて喋って覚える方が得意なのではないかと思い、正しい発音を聞いてもらうことに重点を置きわかりやすい発音を心がけました。E君はひらがな、カタカナ、漢字の3種類を併用する日本語の複雑さに苦手意識を持っているので、意欲的に取り組んでいたとは言い難かったのですが、大好きなアニメや映画の話になると熱意を持って話をしてくれました。学習者自身が自主的に意欲を持って学んでくれるには、興味のあることに関連付けて学習の機会を提供するのがいいと思いました。是非今後も積極的に交流していきたいと思います。
青山学院大学K.Y


