9月27日(土)と28日(日)の日本語教室の報告です。
川口市のアトリアで当会の写真展が開催されている期間でしたが、皆さんいつも通りに日本語教室に集まり、その後に写真展を訪れる方もいました。
ボランティアに参加してくださった方からの感想を紹介します。
ボランティアへの参加は、今回で2回目です。私の住む前橋市は、1万人を超える外国人住民が住み、製造業や農業などの現場で働き本市の経済を支えています。SNSなどに溢れる差別や排外主義に、いま多くの外国人住民が傷つき、敏感になっています。
外国人住民も同じ市民であるため、共に安心して暮らせる社会にするため、当事者の声を聞きたいという衝動に駆られ、ネットで貴会を見つけ参加しました。なぜクルドかというと、若い頃、労働組合の活動で知り合ったクルド人の方からクルドの問題を知り関心があったからです。
日本語教室で初めて出会った方は、日本語に熟達し「クルド人も日本のルールやマナーを知るべき」とお話しされていました。また子どものため日本語を覚えようと努力する父親や、受験対策、宿題に励むこどもたちが印象に残りました。言語や文字の壁の高さも感じます。未来に失望する若者も来ていました。これから先、文化や習慣の違い日本に暮らし続けるために必要な支援は何か考えさせられました。
人々を無差別に傷つけるヘイトは許せません。クルドの人々が安心して暮らせる環境を守りたいと思います。交流を通じて得られたことを私の暮らす街でも発信し、力を合わせて解決の道を探っていきたいと思います。
とてもアットホームで居心地の良い教室です。私もリラックスして参加し、交流を楽しみ、一緒に学んでいます。またぜひ参加させていただき、微力ですがクルドの方々を支えていければ幸いです。
公務員 N.Y

