9/24-28 写真展 在日クルド人と共に暮らす

9月に写真展を開催します。

写真展 在日クルド人と共に暮らす
Photo Exhibition Living with Kurds in Japan
期間:2025年9月24日(水)~28日(日)
時間:10:00~18:00(最終日は15:30終了)
場所:川口市立アートギャラリー・アトリア
   埼玉県川口市並木元町1-76(JR京浜東北線川口駅東口から徒歩8分)
料金:入場無料
主催:在日クルド人と共に
[出品者] 鈴木 雄介/Refik Tekin(レフィック テキン)/上田 惠利加

日本には2024年末現在約377万人の在留外国人が暮らしています。そのうち永住者は在日韓国・朝鮮人の特別永住者を含め120万人近くです。人口減少が進む中、労働を担う在留外国人は増え、日本で生まれ育った外国籍の子どもも増えています。
このように日本はすでに移民社会です。しかし、政府は「移民政策は取らない」姿勢を取り続けており、実態を認めようとしません。外国籍住民に対する日本語教育を含む公的支援がほとんどないため、当事者が社会から孤立してしまうことも多く、これからの社会統合の展望を見出すことは困難です。
川口市は日本でも外国籍住民が多い自治体ですが、言葉や文化の違いから地域社会で生活上の摩擦が起きているのも事実です。トラブルの解決には偏見を排し、事実の確認と分析、相互の理解と歩み寄りが必要です。国の包括的な移民統合政策の策定と共に、人権を守るための差別的言動を許さない差別禁止法の制定は喫緊の課題です。
日本の難民認定制度にも多くの課題があります。本来であれば難民認定されるべき人が認定されず、仮放免などの非正規滞在となっている現状があります。入管法の改定によって、3回目以降の難民申請者を強制送還できるようになり、さらに入管庁の「ゼロプラン」によって、長年日本社会で暮らしてきた家族の強制送還も起きています。
私たち「在日クルド人と共に」は、埼玉県南部に暮らすトルコ国籍のクルド人と交流を重ねてきました。今回の写真展は、日本に暮らすクルド人の背景を知ると同時に、彼女・彼らの生きる力を感じてもらい、共に暮らす社会を考える契機にしたいと企画しました。

※皆さまと共に写真展を開催したいと考えています。開催のためのご寄附をお願い申し上げます。
【振込口座】武蔵野銀行 蕨支店 普通 1105232
名義「ザイニチクルドジントトモニ」
https://syncable.biz/associate/kurd-tomoni/donate

チラシPDF