8/18の日本語教室

遅くなりましたが8月18日の日本語教室の報告です。
終了後には昼食をはさんで、当会の日本語教室のふり返りを行ないました。
成果と課題を洗い出し、今後のやりたいことをボランティアの皆さんに語っていただきました。
ボランティアに参加した2人の高校生から感想をいただきましたので紹介します。

■在日クルド人と共に の教室で一日ボランティアをさせて頂きました。
私自身、クルド人の方たちのいる教室でボランティア活動をするのは初めてではなかったのですが、この教室は思っていたよりも雰囲気が柔らかく、両者ともリラックスした形で関わりを持っていてとても興味深かったです。
日本語を勉強することを強要するのではなく、リラックス出来る環境、頼ることが出来る空気感が成り立った上で、自然と宿題や、日本語の勉強をスタッフの方々に教えてもらう、といった感じでした。
お子さんを連れているお母さんやお父さんも、子供たちの遊ぶスペース、面倒を見てくれる方々がいるおかげで安心して勉強出来ている様子でした。
私も様々な形で彼らと関わりを持つことが出来ました。
これから外国人との共生が問題になってくるなか、このような教室は、日本人にとっても良い場所になると思います。
外国人の方に対してどこか閉鎖的な考えを持っている方でも行ってみると、その偏見を覆すことができるはずです。とても良い経験になりました。ありがとうございました!
淑徳与野高等学校 K.F

■六月にテレビで、[在日クルド人と共に]を知り、学校の総合学習のテーマに決めました。
自分の住む地域には、クルドの方が多く住んでおり、小さい頃から身近に感じながらも、その問題点については、よくわかっていませんでした。
今回の訪問は、僕にとって初めてのボランティア活動でした。[ボランティア]という言葉で、自分は[なにかしてあげる]という気持ちがあったように思います。
しかし、話をしてくださったクルドの方から多くの学びを得ました。
日本での生活や仕事におけるご苦労、向上心を持って努力を続けていることなどを熱く語ってくれました。
多くの問題を抱えているとは思いますが、まずは、僕たちが知る事が問題解決の第一歩かなと思いました。
ボランティアという気持ちではなく、学ばせていただくという気持ちで、また伺いたいと思います!
今回は貴重な経験をありがとうございました!
開智高等学校 S.K