昨日、9月24日に日本語教室を開催しました。
この日はアフリカ出身の方も日本語を学びたいと参加しました。
いつも熱気と活気があふれる教室です。
ボランティアとして参加してくださった大学生の方から感想が届きましたので紹介します。
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私は日本語教室のボランティアにこれまでにも何度か参加させていただいていますが、そのたびに日本語を教えることの難しさを痛感するとともに、言葉の壁を超えたコミュニケーションの楽しさを実感します。
クルドの方たちと日本語を勉強するなかで、普段何気なく使っている日本語でも「どうしてこうなるの?」と聞かれたら上手く説明できないということが多々ありました。なぜそうなるのか頭では分かっていても、それを相手に伝わるように分かりやすい言葉で言語化することは難しいなと感じます。自分ももっとこの日本語教室で経験を重ねて、どうやったらわかりやすく伝えられるのかを追求していきたいと思います。
私がこのボランティアを続けられる一番の理由は、クルドの方々と話したり勉強したりすることがとにかく楽しいからです。お互いにトルコ語、日本語が満足に分からない状態で言葉の壁を感じることもあります。そんな中で自分の知っている単語を並べたり、ジェスチャーを使ったり、時には簡単な英語も交えながら一生懸命伝えたことが相手に通じると大きな喜びや達成感を感じます。またクルド人との関りを通して新たな文化、言葉、考え方や異文化コミュニケーションの楽しさなど毎回本当に多くの学びを得ることができています。
この日本語教室に来るクルドの方たちは勉強熱心で明るい方が多いように思います。これからもそんな皆さんとたくさん話して、楽しく学んでいきたいです。
埼玉大A.N