6月1日の日本語教室の報告です。
この日はクルド人の女の子が、自分の生まれ故郷をスライドで発表してくれました。
ボランティアに参加してくださった方からの感想を紹介します。
今回は2回目の参加で、前回とは違う知人と一緒に来ました。
「振り返り」でも語ったことですが、日本語の学びをサポートしながら、日本で暮らすクルドの人たちの日常生活、学校のこと、仕事のこと、その他色々な事が自然に少しずつわかってくるのが、この日本語教室の魅力だと思いました。
今回は、小学生のEさんがお父さんの故郷であるメソポタミアの発表をしてくれたのが、サプライズであり、私にとってとても印象的でした。昔、歴史で習った文明発祥の地、チグリス、ユーフラテス川流域の豊かな農村地域が、今日出会ったクルドの人たちの故郷なんですねー。帰宅して古い地図帳を開いて、しばし思いにふけったりしました。
彼女がこの日本で成長して、何の支障もなくお父さんの故郷を訪ねる事ができるといいな。今後も周囲の知人を誘ったりしながら、ボランティアに参加しようと思います。よろしくお願いします。
高校教師 T.H


