4月7日、4月14日と日本語教室を開催しました。
7日は、いつもの日本語教室のあとで、ボランティアの方々と学習のあり方や運営について話し合う機会を設けました。14日も、学習者さんを交えて話し合いをしました。
話し合いを通じて、私たちの日本語教室の成果と課題を改めて共有することができ、有意義な時間となりました。
ボランティアの大学生が、日本語教室に参加した感想を送ってくださったので紹介します。
私は、大学のボランティアサークルに所属しているのですが、そこからの繋がりでこちらの日本語教室に参加させていただいております。
今年の1月頃から参加しておりますが、回を重ねる毎に新しい学びや考えを得ることができています。
今回は幼児期の子を中心に担当いたしました。日本語を教えるというよりかは、間違い探しの本や、トランプを使ったゲームなどの会話の中で日本語をさらに定着させるお手伝いをしました。
私や、他のボランティアの方々と話をするときは日本語、家族と話をするときはクルド語やトルコ語といったように、自然と言語の使い分けができていること、どちらの言葉も習得していることにとても驚きました。幼児期から多くの言語に接するととても飲み込みが早いことを実感しました。
また、日本に来て20年になるクルド人の方のお話も伺いました。「一部のクルド人は勉強する文化が定着していないために、言語習得が遅れてしまう現状があるが、言語習得は自分が意思を持って、率先して習得できるような状況に行かなければ、あまり変化はない」といった旨のお話があり、英語などの第二言語を習得しようとしている自分自身の教訓のように感じました。
引き続き、こちらの日本語教室に参加させていただき、クルド人の方々へのボランティアに尽力していきたいと考えています。
青山学院大学 M.T