秋ヶ瀬公園使用許可申請をめぐる件について

埼玉県公園緑地協会は、「クルド人に公園を貸すな」というメールや電話が相次いだことから「安全を担保できない」として、1月12日の役員会で「開催を認めない方針」となったことを当会に伝えてきました。これは憲法で保障した「集会の自由」の侵害にあたります。
当会の抗議を受け、1月19日、条件付きで許可すると口頭で伝えてきましたが、音楽演奏の禁止を新たな条件に入れてきました。また、PKKやYPGの旗をできれば出して欲しくないとも言っていました。昨年と違う条件を付与してきたことの根拠は明示されていません。
読売新聞の記事にあるように「開催を見送りたい」のが公園緑地協会の本音です。
公園緑地協会の決定プロセスは極めて恣意的であり、「集会の自由」「表現の自由」を侵害し、差別的・排斥的な主張に屈するものだと考えます。

■クルドの祭り　条件付き容認　県公園緑地協会　不許可一転　「演奏中止で」
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/news/20240119-OYTNT50262/