2月2日、NHKの首都圏情報 ネタドリ!で「埼玉・川口市がクルド人めぐり国に異例の訴え なぜ?現場で何が?」と題した番組が報道され、当会の活動の一部も紹介されました。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20240202a.html
川口市周辺でクルド人と地元住民との間で摩擦が生じているのは事実ですが、そのことがことさらに取り上げられ、よりいっそうの不安や排斥を招く状況を生み出しています。
解決のためには、原因を探り、お互いの理解を進め、地道に取り組むことが肝要です。
番組では取り上げられませんでしたが、在日クルド人によるパトロールも行われています。
川口市長が訴えているように、国は地域に矛盾を押し付けず、移民社会である日本のビジョンを示すべきだと思います。
国際人権規約委員会は、「仮放免者への支援と収入確保の機会設定を検討すること」を勧告しています。
日本政府は勧告に真摯に向き合い、人権の視点に立って「仮放免」制度の見直しをすべきです。