6/21トルコ・シリア大地震 被災地支援活動の実際を知る

オンライン・セミナー
トルコ・シリア大地震 被災地支援活動の実際を知る
現地時間2023年2月6日、トルコ南部とシリア北西部を大地震が襲い、甚大な被害を残しました。
被災地に住む人々は、どのような状況に置かれているのでしょうか。
本セミナーでは、トルコとシリアで被災者支援に携わったお二人をお招きし、現地の様子や被災地での支援活動の実際ついてご講演いただきます。

日時:2023年6月21日(水)18:00~19:30
場所:zoomによるオンライン・セミナー


講演:
1)「トルコ・シリア地震における国際緊急援助隊医療チームの活動」
中森 知毅 医師

労働者健康安全機構 横浜労災病院 救命救急センター センター長
国際協力機構 国際緊急援助隊 医療チーム 登録隊員,診療調整/人材育成班 班長
日本DMAT隊員,統括DMAT,DMAT講師
活動:2007年に中越沖地震に災害支援に赴いて以降、国内災害にはDMAT(災害時派遣医療チーム)として2011年東日本大震災、2015年常総水害、2016年熊本地震、2018年7月豪雨、北海道胆振東部地震、2019年台風15号、19号対応、2020年ダイヤモンドプリンセス号対応、COVID-19対応に参加。国際災害には、国際緊急援助隊医療チームとして、2013年フィリピン台風、2015年ネパール地震、2019年モザンビーク・サイクロン、2023年トルコ・シリア地震、同調査団として2022年ウクライナ危機に対する隣国モルドバ共和国の保健医療ニーズ調査等を行った。国内外16の災害に23回の派遣。平素は、救急医として病院での勤務を行い、同時にDMAT講師、国際緊急援助隊医療チームの各種講習等の班員として活動している。

2)「シリア・アレッポを襲った大地震、そして今」
佐藤 真紀 氏

国際協力アドバイザー 多摩大学非常勤講師 シリア和平ネットワーク 
国際協力チーム・ベコ 主宰
活動:1994年青年海外協力隊でイエメン工業省に派遣、内戦でシリアに振替。1997年ー2002年、国連ボランティア、日本国際ボランティアセンターでパレスチナ駐在。平和教育の研究および実践。2003年イラク戦争では緊急救援を指揮。米軍が使用した劣化ウラン弾の放射能汚染が問題視される中、小児がんの医療環境が劣悪な状況を改善すべく、医師らに呼び掛けて、2004年に日本イラク医療支援ネットワークを立ち上げ事務局長に。2009年からイラク国内のクルド自治区に拠点を移す。東日本大震災では、石巻に医療チームを派遣、福島では主に放射線リテラシーを支援。2019年に退職し、国際協力アドバイザーの傍ら、中東の子どもたちのアートの展示や書籍の出版、自らも作品を発表する。主な著書に「戦禍の爪後に生きる」(童話館出版)「希望」鎌田實、佐藤真紀(東京書籍)「ハウラの赤い花」(新日本出版)などがある。

3)意見交換 (日本に住むクルド人の現地家族の被災状況もふまえて)
温井 立央 氏 任意団体「在日クルド人と共に」代表理事
中森 知毅 医師
佐藤 真紀 氏

申し込み:以下のリンクから6月19日までにお申込みください。
https://forms.gle/1qKx9wYQ3gU8Uf7AA
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共催
イスラーム・ジェンダー科研 http://islam-gender.jp/
在日クルド人と共にHEVAL http://kurd-tomoni.com/
埼玉協同病院