2月6日にトルコ南東部で起きた地震によって甚大な被害が発生しています。
私たちが活動している埼玉県南部には、トルコから来たクルド人が大勢住んでいます。
震源地に近いガジアンテップやその周辺の出身のかたが大半です。
深刻な揺れのあった地域では、橋や道路が寸断されました。
病院にも行けず、倒壊した建物の外で過ごしている人が沢山います。
重機があっても、不明者の位置がわからず、救助も進まないようです。
携帯電話が倒壊した家の中にあったり、充電が切れたりするなどで連絡がとれなくなっています。たまたま村の外にいた人が戻ってきて、その人の携帯で連絡をとっているようです。
日本に住むクルド人の皆さんも心配と不安の中、家族や親類の情報を待っています。
私たちも皆さんの無事を祈り、一刻も早く支援が届くことを願っています。
※昨日、川口市の「日本クルド文化協会」事務所に在日クルド人が緊急で集まり、被災者の支援について話をしました。今後、募金を広く募っていくことを決定し、当会も協力することを伝えました。
写真は現地から送られてきたバザルジクの山間部の村の様子です。